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【相続】兄弟間の骨肉の争いのため、最終的な解決までに5年を要した事例

2017.12.07


依頼者は、40代の男性でした。

亡くなった父親の遺産分割をめぐり、亡父と同居していた実兄が亡父を虐待していた疑いもあり、依頼者の実兄に対する憎しみの感情が非常に強く、とても円満に話し合える状況ではありませんでした。

感情的な対立が非常に激しく、とても円満に話し合える状況ではなかったことから、まずは、家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをしました。しかし、遺産分割調停の中で、遺産の範囲に争いが発生したため、やむなく、調停はいったん取り下げ、遺産の範囲を確定するための、遺産確認請求訴訟を提起しました。その訴訟において、当方が勝訴し、遺産の範囲が確定したことから、再度、家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをしました。しかし、やはり、依頼者と実兄の感情的な対立が激しく、調停は不成立となり、審判手続に移行しました。

争点は遺産である先祖代々の土地の分割方法でしたが、感情的な対立から、容易に折り合いがつきませんでした。そこで、依頼者の感情面に配慮しつつ、最終的に裁判官が審判した場合の結論を見据えたうえで、依頼者に落としどころを粘り強く説明・説得したところ、最後には譲歩することに同意してくれることになり、調停成立で事件終了となりました。この事例でも、依頼者の感情面に寄り添いながら、他方で、裁判所の考え方を理解し、最終的な結論を依頼者に説明することで、理解を得ることが解決のポイントであったと考えております。

相続問題は、埼玉県所沢市の弁護士加藤剛毅にお任せ下さい。

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