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【離婚】いわゆる熟年離婚の事案、妻から夫に対する離婚訴訟を通じて、3000万円程度の財産分与・慰謝料を獲得した事例

2017.12.18


依頼者は60代の女性でした。

夫から長年にわたる暴力を受けた末に別居中であった奥様からのご相談でした。その奥様は、夫からの長年にわたる暴力のため、夫に対し、相当な恐怖心を抱いており、また、夫は離婚には応じないという姿勢であったことから、できるだけ早期の、正当な財産分与や慰謝料を獲得しての離婚成立を目指し、家庭裁判所に対して離婚調停を申し立てることになりました。

ご依頼をいただいたあと、速やかに必要書類を整えて家庭裁判所に離婚調停を申し立てました(なお、調停の申立ての際、裁判所には、依頼者が夫からの暴力に相当な恐怖心を抱いているため、お互いに顔を合わせないように配慮してほしい旨の要請をしました)。しかし、夫側も代理人を就け、一部の暴力については認めたものの、断固として離婚には応じないという姿勢を崩さなかったため、2回目の調停期日において、調停不成立となりました。

そこで、当方としては、速やかに離婚訴訟を提起しました。離婚訴訟においても、夫側は断固として離婚には応じないという姿勢であり、暴力についても一部を否認するという態度でした。また、万一離婚するとしても、財産分与や慰謝料請求には応じないという態度であったため、訴訟の進行は難航し、原告被告双方の本人尋問まで進みました。本人尋問後、当方の主張に理解を示した裁判官からの和解勧告があり、数回にわたって和解協議がなされましたが、結局、和解成立には至らず、当方の主張をほぼ全面的に認める勝訴判決(財産分与と慰謝料を含め、総額3000万円程度の支払を命じる判決)を獲得しました。その後、結局、夫側は控訴を断念しましたので、一審判決が確定し、解決金の名目で(実質的には財産分与と慰謝料相当額)、3000万円程度の金額が夫から依頼者に支払われました。

この事案では、夫の暴力について、依頼者の日記の記述や陳述書等による立証を行うと同時に、財産分与について、裁判官の理解を得やすいように、財産分与の対象となる財産の一覧表を作成し、裁判官の理解を得たことが一審勝訴判決につながりました。依頼者は、ようやく長年にわたる夫からの暴力に対する恐怖心から解放され、正当な金額の財産分与・慰謝料を獲得することができ、穏やかな老後の生活を送ることができると、大変感謝されたことがとても印象に残っています。

離婚問題のご相談は、埼玉県所沢市の離婚問題に強い弁護士・家事調停官の加藤剛毅にお任せ下さい。

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